江戸切子を飾るガラスケースを買いました

edo_kiriko
私はガラス細工が好きで、昔から観光先やショップなどで素敵なガラス製品を見かけると、値段にもよりますが衝動的に買ってしまうことがありました。オシャレで手の込んだカットグラスで飲み物を飲むと、なんだか涼しげで通常よりも数倍美味しく感じるものです。最初はオシャレなグラスが欲しいなぁくらいのつもりで買っていたのですが、気付けばその魅力にハマりこんでいて、使わなくても集めるようになっていました。

そして先日、お気に入りの江戸切子を飾るガラスケースを買いました。ガラス製品を飾るためのガラス製品というのも、なんとも不思議なものがありますが、その美しさを眺めるためには普通の棚では味わえません。透明なガラスケースに入れることでいつでも全体像や模様を眺めることができ、光も差し込むので輝きを味わうことができるのです。ガラスでできている分それなりに値段はしましたし、ケースそのものにヒビが入ったり割れてしまう可能性もありますが、ガラスケースだからこそ味わえるものを大切にしたいですからね。

江戸切子はその名の通り、江戸時代に始まったカットグラス工法で、今では伝統工芸とされているものです。ガラスの工芸品は世界中に多くありますが、江戸切子は和のテイストをふんだんに盛り込んだ繊細なデザインが魅力で、見た目の美しさがガラスによく映えます。色や模様が非常に美しく涼しげなので、例えば暑い夏にそれを目にするだけで、なんだか涼しく感じます。冬は冬でその透明感や色合いから寒さや雪にも似合い、一年を通して楽しめるものになっていますね。模様も様々なのでコレクションとしての価値も高いですし、贈り物などにも喜ばれます。

ガラスケースはそれほど大きくないのですが、あえて隙間を十分にとってお気に入りのものを飾ることで、光がよく反射し美しいです。棚板もガラスですから、テーブルでは味わえない底面からの光も楽しめますので、オススメですよ。